3月のテーマ そこが知りたい!猫伝染性腹膜炎(FIP)

そこが知りたい!猫伝染性腹膜炎(FIP)

発症するとほぼ死に至る、不明な点が多い病気

「猫伝染性腹膜炎(FIP)」とは、感染によって猫が保有するコロナウイルス※が、強い病原性のあるものに突然変異することによって発症する病気をいいます。

※新型コロナウィルスであるCOVID-19と異なります。猫が新型コロナウィルスに感染した例はありません(3/10時点)

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ウエットタイプのFIPを発症した子猫のレントゲン写真。胸部に水がたまり、若干白くなっています(囲み部分)

注射器で抜き取った腹水

神経障害が出ている場合、ドライタイプを発症していることも。また、目の表面の一部もしくは全体が赤く濁る「ぶどう膜炎」の症状が見られることもあります。

横から見た様子
症状は?

異常行動やけいれんなどの神経症状が見られるドライタイプと、お腹や胸に水がたまる症状のウエットタイプに分かれます。また、どちらも共通して発熱が見られることがあります。
ちなみにFIPを発症した場合、その病状には年齢で傾向が。子猫にはウエットタイプが、成猫にはドライタイプが比較的多く見られるという説があります。
この病気は今のところ、発症原因や治療法が解明されていません。健康診断などで早期に発見できれば、出ている症状に合わせた治療をして延命できることもありますが、抗生物質や抗炎症薬などを投与しても、ほとんどの場合死に至る恐ろしい病気です。

予防法は?

不明な点が多いため、効果的な予防法ははっきりわかっていません。せめて猫が極カストレスを感じないよう、トイレや食事環境を整えたり、適度に運動をさせたりすることは、最低限の予防として行っておきましょう。

お腹の調子が悪い猫のイラスト
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