9月のテーマ ~猫医療の現場から[循環器]~

猫医療の現場から ~循環器~

ねこのきもち編集室作成

「循環器」にまつわる、ねこのきもち読者の声

ねこのきもち読者に聞きました!愛猫は循環器の病気になったことがありますか?
猫に多いとされる、腎臓の病気に次ぐ数値になりました。

愛猫は循環器の病気になったことがありますか?のイメージ

循環器の代表的な病気
・心臓の筋肉の働きが弱くなる「心筋症
・先天的な心臓の構造の異常「心臓奇形
・全身に充分な血液を送れない「心不全
・心臓にできた血栓が血管で詰まる「血栓塞栓症
・心臓にフィラリアが寄生する「フィラリア症

飼い主さんが気を付けることは?

早期発見できるよう自宅&動物病院で管理を
寄生虫が原因のフィラリア症は例外ですが、循環器の病気の多くは、生まれつき、猫がその病気の危険因子をもっていることで発症します。よって、病気の予防が難しいのが現状。しかしだからこそ、猫の負担を少しでも軽くするためにも、病気の早期発見が求められますが、循環器疾患の初期の症状は、見ただけではわかりにくいことがほとんどです。ですから、少しの変化にも気付けるよう、猫をよく観察したり、動物病院で検査を受けたりするといいでしょう。予防と同様の理由で完治も難しい病気ではありますが、早期発見さえできれば、症状の緩和や、病気の進行を遅らせる治療は行えます。

術前は…「いつも通り」を心がけて
猫は、急な変化や飼い主さんの異変に敏感です。術前は飼い主さんも緊張すると思いますが、なるべくソワソワしないようにしましょう。そのため、キャリーケースは直前に出すのではなく、前もって猫が見える場所に置いておくとよいでしょう

自宅では…こまめに猫の睡眠中に呼吸数のチェックを
循環器の病気の症状で代表的なのが、呼吸の乱れ。猫の呼吸数は、安静時で1分間に30回弱程度のことが多いので、ときどき猫が寝ているときに呼吸数をチェック

睡眠中に呼吸数のチェックのイメージ

動物病院では…心エコー検査をしてみても
猫が危険因子をもっていても、いつ発症するかわからないのがこの器官の病気の怖いところ。例えば、愛猫が5歳以上なら超音波検査を受けてみてもいいでしょう

心エコー検査のイメージ

データ提供/アニコム損害保険株式会社

※本連載で引用している「家庭どうぶつ白書2016」は、アニコム損保の「どうぶつ健保」にご契約のあった猫67,882頭を対象にしています。

※始期日(保険契約の開始日):2014年4月1日〜2015年3月31日。

※イラストはすべてイメージです。
発行元:アニコム損害保険株式会社

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