「誤飲」私はこう防ぐ
年末年始やバレンタインデーなど、イベントの多い冬は、ワンちゃん・ネコちゃんたちが「誤飲」を起こしやすい季節です。
誤飲は一度起こすと繰り返してしまいがち。時には手術になることも・・・。
今回は過去に誤飲で苦しい思いをされた後、この3年間ゼロにすることができたワンちゃん・ネコちゃんの飼い主様に、誤飲を防ぐ秘訣を伺いました。
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繰り返してしまうには理由がある・・・?
避妊手術をしてから、もりもり食べるようになったというロコちゃん。竹串を飲み込んでしまい手術することに・・・。のどが渇くと何でも口に入れたくなってしまう癖を発見後、食事の水分量を増やす工夫を行いました。また散歩の際にも、様々なものが落ちているので、誤飲のないよう気をつけているそうです。
古久保ロコちゃん ダックスフンド(ミニチュア)
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大型犬は高い場所の物にも注意
気になった物は、すぐに口に入れてしまう好奇心旺盛な吾朗ちゃん。急激な嘔吐を催し、緊急手術をすることに!お腹の中にはなんと、カニ鍋のカニの爪やあめの包み紙の他にも、小さなものがたくさん・・・!その後はテーブルの上に食べ物を置きっぱなしにしない、誰も座っていない椅子は中にしまう等の取り組みを行っているようです。
上田吾朗ちゃん バーニーズ・マウンテン・ドッグ
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子犬は好奇心旺盛
お母様の裁縫中、目を離した隙に当時1歳のルナちゃんは針を飲み込んでしまいました!何でも口に入れてしまうお年頃だったとのこと。物を床に置かない、蓋のついたゴミ箱を使うという対策を行いました。
西浦ルナちゃん キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル
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我が子の性格を理解する
紙袋の持ち手や観葉植物を食べてしまうという、誤飲常習犯だったげんのじょうちゃんは、パリパリする物をかじることが大好き!蓋つきのごみ箱に変え、さらに手の届く場所に物を置かない、かじりそうな物は片付ける等の対策を行いました。粘着テープが苦手な性格を逆手に取り、近づいてほしくない場所には粘着テープを貼るという頭脳プレーも。
小熊げんのじょうちゃん 混血猫
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身体の大きさに適したおもちゃを
「持ってきて!」を特訓中だったCubちゃん。ボールを2つ投げたはずが、持って帰ってきたのは1つだけ。もう1つはなんと・・・お腹の中に!飲み込めない大きさのボールを使うことで飲み込む危険をなくしました。
冨安Cubちゃん ラブラドール・レトリバー
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別のものに興味をもたせる
食いしん坊ネコのArkちゃん。寂しがり屋な性格もあって、何でも口に入れてしまいます。あるときシリコンを飲み込んでしまい、ついには腸閉塞に!ペットボトにご飯を入れたアイデアおもちゃで遊びながら食事することで、他の物への興味が減り、誤飲が改善されました。
星川Arkちゃん スコティッシュ・フォールド
※イラストはすべてイメージです。
発行元:アニコム損害保険株式会社